2024-04-02 こんぺいとう 詩 こんぺいとうを 雲の上に投げて 落ちてくるのを待っている こんぺいとう ガラスのおもさで雲の上 小さく息をはいている きっと落ちてはこないだろう そんなことは知ってるよ こんぺいとう もう一度だけ投げて ガラスのおもさで 落ちてくるのを待ってみる
2024-03-30 知らない町 詩 カバンの中には 文庫本とかりんとう 紙パックの オレンジジュースを買って飲む 野良猫がやって来て そっと私の影の上に寝ころんだ 少しほこりっぽい頭をなでる 夕暮れが 電車の音をあたためていく
2024-03-27 黄金の樹 水晶の声に導かれるままに 黄金の樹に触れている ここは誰もいないと思ってたのに どんな力なんだろう いつの間にか君がいて 現実の世界よりも強い熱で触れてくる まるでここでは魂が繋がってしまうみたい 黄金の樹の実は禁断の果実 優しさで抗っていたい
2024-03-26 ■ 日々 TARAKOさん最後のちびまる子ちゃん。 夢の中の悲しいニュースであったらいいのに。 当たり前の日常に流れていた「うれしい予感」と「アララの呪文」。 こんなに良い歌だったんだな…。