SORANORINGO

詩と日々。

 

いつもの朝のとなりには

永遠に続く朝がある

 

小さく光るパンがならび

永遠に響く草原の風が

静かにかなしみを記録する

 

「朝の境界線に触れると

小さな傷がのこるんだよ」

 

今日も飛びたがる珈琲を飲みこんで

何も書かれていない文字を追う

 

永遠に続く朝のとなりで