2024-05-04 朝 詩 いつもの朝のとなりには 永遠に続く朝がある 小さく光るパンがならび 永遠に響く草原の風が 静かにかなしみを記録する 「朝の境界線に触れると 小さな傷がのこるんだよ」 今日も飛びたがる珈琲を飲みこんで 何も書かれていない文字を追う 永遠に続く朝のとなりで